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H ” 浄光明寺 ” からの続き
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前回 20.10.29 の参拝では 工事中で作業足場が組まれていたことと
撮り洩らした場所もあったので、再訪した。
01-1) 日蓮宗「 多宝谷山妙伝寺 」 門柱の前。
今回は撮らなかったけど両側にはモダンな民家が建った路地の奥で
高い屋根の本堂すら樹木で遮られ、
ここまで来ても まさか寺院と思う方は居られないと思う。_ 鎌倉市扇ガ谷2-21
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01-2) 前回は上からだけで撮り洩らした、参道を下から撮った。
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02-1) 「妙伝寺」本堂
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02-2) 向拝の唐破風
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02-3) 向拝の、唐破風棟鬼飾り(からはふむね おにかざり)。
意匠例として雲・若葉・鴟尾などのうち、雲か?
前回20.10.29では、ピカピカに光った銅板製の鬼飾り1基が地上に置かれていた。
直近の撮り洩らしを悔やむ。
最近の寺院建築の屋根板材では既に薬剤処理済みの濃い緑色素材が主流の感じがするが、
こういった造形物は 銅板材を焼き鈍しをしての絞り加工などを要す(からなのか?)ので
ピカピカ無垢の銅板材で造るのだろうか?
設置当初はピカピカだけど
薬品処理?思いのほか早く緑青がつく(緑青がついたように見える)のは知っていたが、
たかだか ひと月ほど経っての再訪では 既に光沢が無く くすんだ色になっていた。
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02-4) 本堂の扁額 ” 多宝谷山 ”
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02-5) 向拝軒下から、向拝柱・海老虹梁・木鼻・向拝桁・
・地垂木→打越垂木1→打越垂木2⇒飛檐垂木(ひえんだるき)。
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03-1) 本堂に向かって左からの遠景
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03-2) 向かって左の、主棟鬼飾り。
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04-1) 向かって右から、本堂側面。
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04-2) 向かって右の、主棟鬼飾り。
<承応元年(1652年)現在の東京都文京区白山に創建した。
昭和20年(1945年)東京大空襲で伽藍を焼失した。
昭和49年(1974年)現在地へ移転した経緯がある。>
「妙伝寺」のページなのだけれども・・・ ・・・
・・・ ・・・歴史に興味がある方への参考として
廃寺「多宝寺」跡 に 移転(/移設?)されたことを書いておく。
ついでに史跡として ’ 崇寿寺阯 ’・’ 勝長寿院跡 ’・’ 太平寺跡 ’・’ 東勝寺跡 ’
・’ (鶴岡八幡宮 ” 寺 ”)二十五坊跡 ’ ・ ’ 相槌稲荷社跡 ’ >
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