.
( ’ 鎌倉ウォーキング 11.10.29 ’ で撮った写真の中から抜粋して個別編集した。)
.
杉木立に囲まれた階段を登ると、侘しい庵の趣きで門が或る。
私にとっては他の寺でよく見かける光景なのだが、
門の外にはメーカー名入り配達牛乳用の塗装された木箱が置かれていて
その生活感にニヤっと私の口元が緩んでしまったことを思い出した事とともに、
階段の写真を見直して赤い郵便受けが有ったことも思い出した。
ああ もしかしたら、「円覚寺」から独立した住所を持っているの ’ かもしれない ’ ・・・ ・・・
・・・ ・・・ と書いたところで
他の塔頭にも 当てはまることであろうのに、何故か 隆盛時の姿を脳裏に想い描いた。
市内各所には どう見ても民家としか見えないような寺が多くて
調べてみると 巡礼の札所であったり 元は宗派の本山だったり
有名な歴史上人物縁りの寺であったことを知って驚くことが多々ある。
次回に参拝する機会があるのならば畏敬し身を正して接するべきと改めるが、
ここ「富陽庵」のも同じような思いで このページを書いた。
.
.
参道階段 _ 鎌倉「富陽庵」 _ 「円覚寺」塔中
.
門外から撮った境内 _ 鎌倉「富陽庵」 _ 「円覚寺」塔中