09.03.06夕の ’ステッペンウルフ’
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他人様の家が写ってしまうから撮り始めが遅れたけれども、
私が路地から出た時には既に
’ステッペンウルフ’ が隣家の門扉付近で座っていた。
降り止まぬ雨。
濡れることを嫌うとされる猫の ’ステッペンウルフ’ はビショ濡れ。
筆の穂先のようになった体毛で、それがわかる。
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01) 飛び降りた直後に、左前足を気にしたみたいだ。
その後は
見ての通り、とても辛そうな歩き方だ。
今朝来なかったことが心配だったが、
見るのも痛々しいながらも 歩くことができるようだ。
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02) この日記当初の ’ステッペンウルフ’ は、
媚びる行為とは無縁だった。
たぶん 生来の野良猫で、
その行為による意思表示を知らなかったのだと思う。
数ヶ月前から毎回
そして今回も両手が塞がって撮ることが出来ないのだけれども
酷く空腹なときと思われる場合の ’ステッペンウルフ’ は、
私が下駄箱の上で ラップフィルムへエサを広げている間中
私の脚へ纏わりついて頭や胴体を擦り付ける。
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雨なので 井戸へ退却して待つことが出来ない ’ステッペンウルフ’ は
親子 ’両巨頭’! に挟まれながらも、
食わなかった今朝から消耗した熱量補充と
冷え込むであろう今夜に備えての熱量を確保するかのごとく
一旦身を引くという行動をとらなかった。
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03) これも 撮り始めが遅れたのだけれども、
この3倍の時間 左前足を浮かせたまま
ブルブル振ったり舐めたりしていた。
昨日までは 外傷ではなさそうなのに
舐めるとどうなんだぁ?っと思っていたが、
人間ならば
反対の右手で痛いところを摩る(さする)行為に相当するのであろう。
猫が首の後ろを、
後ろ足で蹴るように掻いているところを何度も見かける。
他方、前足で尻を掻いているところなんて見たことが無い。
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04) 今日も、夜通しの雨らしいヨ。
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