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帰宅して コンクリートの階段を登ろうとしたら、
スズメが座っていた。
横になってないから生きているとは思ったが、
動かないから その身に異変があったのだろう。
試しに軽く掴んだら、
羽をバタバタさせて50cmくらい宙に浮いて移動した。
3m程先の階段頂上玄関前にノラネコが居た。
私が到着する前に攻撃されたのか否かは不明。
病気か衰弱してここに居たのかも全くワカラン。
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とりあえず、ネコに喰われないように部屋へ運んだ。
記憶の限りでは、ハト以外に野鳥を触るのは初めてだ。
鳥籠なんて無いのは当然だが、
被せる籠状のモノが思いつかなかったので
プラスチックの 野菜水切り籠を被せた。
01) 保護した直後。
とりあえず、小さなスプーンに水を入れて置いた。
写真を撮った直後に、雀が踏んで水をこぼしてしまった。
料理籠で蓋をした。
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02) 雀の動揺を抑えねばならないが、私も動揺している。
どうしたらいいのだろう。
家事を済ませる間は、籠をそのままにしておいた。
様子が気になるので、時々籠を上げて覗いた。
じっと座っていた。
病原菌付着が危ないので、何度も触ることは出来ない。
長時間部屋の中に置いておく事も危険だ。
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写真は撮ってないが、
ペットボトルのキャップを容器として、
水、ハチミツを溶かした水、細かく刻んだ解凍枝豆を置いた。
一度 水に嘴を突っ込んだような?仕草を見た。
雀がハチミツを溶かした水の容器を踏んでこぼしてしまい、
敷いた新聞紙がビショビショになったので交換した。
ハチミツを溶かした水の追加はしなかった。
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陽が落ちてからは、布を被せて暗くした。
万年床脇の電気コタツやぐら上に置いてあるが、
夜中に騒ぐことはなかった。
寝る前に何度も覗いたが、目を閉じていた。
時々目を開けたが、人間のような睡眠の仕方ではなくて
これが鳥の睡眠なのだろう。
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つづけられることを願う。
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